この学校は鹿島臨海工業地帯に近い新興住宅地にある。第1種低層住居専用地域の高さ制限から2階建てとなった。H型の平面形の中央に昇降口とメディアセンターを設け、南側のウィングの1・2階にはそれぞれ低学年と高学年の教室を配置し、北側のウィングは1階に管理諸室、2階に中学年の教室を配置した。北側のウィングの教室は1年を通して良好な自然採光が得られる北向きである。開校から時間を経るにしたがって児童数が増加し、10年の間に2度の改造を行った。