敷地は水戸市の新興開発地にあり、地方都市の郊外によく見られる商業施設が建ち並んでいる。装飾的だった既存校舎は、いつの間にか周囲の環境に埋没してしまった。製菓の教室を増築するにあたって、建築が枠組みとなって演出される場面、状況、イメージを創ろうと考えた。主役はヒト。生徒や先生の動く姿、授業の姿を見せることにより、それ自体が広告ともなり、見られることによりヒトや活動自体も啓発されることにもなる。活動を表現する場・活動の見えるディスプレイを創ることによりここでの空間としての環境を形成していくことにした。
- 住所
- 茨城県東水戸市見和
- 竣工
- 2005年11月
- 建築面積
- 168.6㎡
- 延床面積
- 297.5㎡
- 構造規模
- S造 2階建て
Media
Award
- ・ 第19回 茨城建築文化賞 茨城県議会議長賞受賞