水戸第二高等学校は、明治33年茨城県高等女学校として発足し、平成22年に創立110周年を迎えた茨城県内有数の伝統校である。 2011年の3・11で被災した校舎1棟を建て替えることになった。災害復旧の観点から、機能や面積の増加は著しく制限された。
片廊下型であった既存校舎に対して、中廊下型として建物長さを半分にした。水戸市の中心部にある敷地を将来に有効に活用できるように考えた。手法としては、風早小学校が前例となった。
新校舎は中央に3層吹き抜けの動線空間を設け、南側に1.2年生の普通教室、北側に理科系・家庭系の特別教室、SSH研究発表会や講演会などにも使われる視聴覚室などを配置している。
歴史と伝統に加え特色のある教育を実践している水戸二高に、夢と希望を託した生徒一人ひとりの志を実現するにふさわしい、学校の新しいシンボルとして「生徒に輝きを与える校舎」を目指した。
片廊下型であった既存校舎に対して、中廊下型として建物長さを半分にした。水戸市の中心部にある敷地を将来に有効に活用できるように考えた。手法としては、風早小学校が前例となった。
新校舎は中央に3層吹き抜けの動線空間を設け、南側に1.2年生の普通教室、北側に理科系・家庭系の特別教室、SSH研究発表会や講演会などにも使われる視聴覚室などを配置している。
歴史と伝統に加え特色のある教育を実践している水戸二高に、夢と希望を託した生徒一人ひとりの志を実現するにふさわしい、学校の新しいシンボルとして「生徒に輝きを与える校舎」を目指した。
- 住所
- 茨城県水戸市大町
- 竣工
- 2014年01月
- 建築面積
- 1,344.56㎡
- 延床面積
- 3,711.46㎡
- 構造規模
- RC造一部S造 3階建て
*エイプラス・デザインとの共同企業体による設計